臨床での気づき

元々、左側腰部(腸腰筋)が悪く、臀部から大腿部外側に違和感がありました。なぜ左側が悪いのかは割愛します。ここ3回ぐらい特に症状が強く感じられるようになってきたので、前回しっかり腰部と臀部のNSPに鍼、横向きではO-ポイントの鍼を行い手応えがあったのでそれほど悲観していませんでした。先ほど来院されまして、痛み止めを飲まないと仕事ができないくらい辛い、昨晩は寝返りでも痛かったと不安げな表情。うーんまずいですね・・・何かが間違っている、何かが足りない・・・とりあえずうつ伏せでチェックしましたが質感はいい感じです。でも残りのNSPに鍼を打ちましたがイマイチしっくりこないんです。私も患者さんも。今度は横向きですが、確かに再現痛はあります が私が納得いかないんです。痛み止めがあまり効かないくらい悪いふうには思えない。大腿部の外側部って大腿外側皮神経痛だと思ったのでてっきり腸脛靭帯上に痛みが出ていると思いましたが、よーくお話を伺うと若干前よりのようなことを仰ってて 即仰向けになっていただき、触診にて発見いたしました‼️ 大転子前方で腸脛靭帯と外側広筋の間でした。鍼を打った時に感じるんですよね患部が「鍼を打ってくれるのを待ってたんですよ 遅いですよ まったく」って言ってるんです。そう思うんです。早く発見してあげられなくてすいませんでした。
患者さんの喜びを私の喜びにできる時はとても嬉しいです。

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