実況中継の大切さに気づきました

月に1回身体のメンテナンスで来院されている患者さん。趣味はダンスで大会前は特に念入りにメンテナンスを行います。幼少期の右脛骨下端骨折による左右の脚長差、右腸骨の前方変位による右側長下肢の加重疲労が主訴です。長く通院されているのですが、毎回同じ質問して同じように答える この件またですかって思ってて、最近は「紙に書きましょうか」って言うくらいでした。おそらく何か腑に落ちていないのだと思ったのです。そうゆう患者さんほど「先生を信じているんだけど」って連呼することが多いですね。信じている 信じたいんですよね。でもそのための根拠が足りない そうなんですよね。ふと思ったんです、だったら実況中継しようっと。
先ず横向きになっている状態からの私からみた空間認知的な印象、消毒から感じる筋膜の走行、鍼を打った時からOーPointに当たるまでの細かい質感・・・下肢のMAXIS、距骨のARCT、SVOTの全てにおいて私が感じること全てを言語化して一方的に実況しました。そしたら患者さんがとてもとても喜んでくださり「先生、今までで一番、長年通ってて一番今日の治療感動したわ うんこれならわかる」でした。最初その患者さん「ごめんねーこんな面倒くさい患者いやでしょー」って言ってたんですが私も意地になってて、、でもやって良かったです。と同時に自分に足りなかったこと、説明不足、アイデアが足りなかったなって反省しました。
本当でもその気づかせてくれた患者さんに感謝です ありがとうございました。

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