やはり距骨のARCT-2

最近はSHMTを多用していることが多いですが、その時でも必ず距骨の変位は毎回確認するようにしています。改めて距骨のARCT-2はいいなと思えることがありました。
先ず1例目は辛くなると来院される患者さんで、今日は左右の腰が痛く、台所に立っている時に右からは振り向きやすいけど、左からはとにかくやりにくいことが気になるそうです。一生懸命不得意な左から振り向く動作のストレッチをやったそうです。残念なことに症状が少し悪化したとのこと。動きを確認して、左側の距骨の前外方変位を疑いARCT-2を行ったところ直後から全く左右差が無くなり振り向けるようになりました。やはり振り向く側に体重移動ができていなかったのだと思います。
もう一例はスキーの左右荷重がうまく機能できないそうでやはりそれは痛みのある側では無く健側の距骨の前外方変位を疑いARCT-2を行ったところ直後から均等性がでました。
今回の経験を踏まえて、改めて距骨の変位に対してもっともっと真摯に向き合ってこれからも研究を重ねていきたいなと思いました。

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