1つ発見しました‼️手関節のMAXIS♯1

今回バージョンアップしたのは手関節底背屈障害に対してのMAXISです。今までは前腕の回内・回外の可動制限に対してはFDMによるリフォールディング・テクニックで対処してきました。手関節の底背屈障害に対してはモビリーゼーションやSJFなどによる関節包内運動を利用していました。でもどうしてもこの手関節に対しての手技に少し疑問を感じていたのです。もっとソフトに行いたいと・・・。最近はずっと普通のMAXISを行っていましたが、自分の中でもっと何か新しいことをしたいとずっと感じていました。先程ふと発見したんです。手関節の背屈障害の場合、手関節を厳密に言うと「手根中央関節」ですが、8個の手根骨が4つずつ遠位と近位に配列していますけど、そこの腹側側に対しての滑り不足を改善するつもりで患者さんに自動背屈をしてもらいながら術者は遠位側の4つの手根骨を把持しながら軽く腹側に押します。ここからが大事で、この遠位骨をそのまま押したままにして患者さんにて関節を元に戻してもらうことによって8つの配列が揃うと言うものです。いやいや文章力ないですね・・・自分で書いててわからなくなりました。。。とりあえず今後も研究してみます。

4件のコメント

  1. 先生、お疲れ様です!

    手技の専門書では、基本的に図解がありますが文章だけで理解してもらうのは大変ですよね。
    でも、お陰様でだいたいイメージできたのですが質問させてください。

    従来のMAXISは、軸圧+しまりの姿位がポイントだと思っていましたが、今回の手技でも軸圧をかけながら行うのでしょうか?

    1. gさん、コメントありがとうございます。そうなんです、自分の中ではイメージはあるのですがいかんせん文章表現が下手でお恥ずかしい。
      今回の発見は手根中央関節の底背屈制限を改善することが目的なんですけど、MAXISの主なやり方(軸圧+しまりの姿位)をする前準備としてみたいな位置付けですね。背屈制限があるなら遠位列4骨を背側→腹側、底屈制限ならその逆のすべり運動が阻害されてますので、まず術者の両母指を背側面から軽く把持して、その間に患者さんに背屈を2.3回やってもらうと滑りの原理で押し出される包内運動を補助・助長してあげられるのです。その時点で手根骨8個の配列が整ったところで本来MAXIS(軸圧+しまりの姿位)行う こんな感じです。 わかりにくいですよね・・・来週実技やりましょうね。それまでイメージを膨らませといてください。要するに手根骨の背側or腹側すべり制限起こしてままMAXISしても臭いものに蓋状態でしょってことですね。

  2. 返信ありがとうございます!

    関節包内運動のイメージがすごく分かりやすくて、MAXISとの関係性も理解できました。
    手根中央関節付近の把持の仕方など来週実際にご教授頂けたら嬉しいです。

    頚椎から上肢の筋膜や関節の位置関係を追いかけていくと、マンウェルニッケ肢位のラインで筋膜が引っ張られて関節の変位が起きている事が多いように感じます。
    結果的に手関節の背屈障害が起きると思いますので、しっかりと改善できるようにしたいです。

    1. おぉ、面白い発想ですね なるほどいわゆる筋膜の屈曲変位ですね あるあるですよ。その姿位になっている側の有頭骨の背側変位が多いですよ。
      またコメント待ってますね。

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