新しい事を研究する時かもしれません♯1

昨日のプログに投稿しましたけど、足関節をしばらく研究しようと思ってます。前提として左右どちらの足首を過去に捻挫して治り切っていないかを判別するスキルがとても大切です。患者さんに仰向けになっていただき、術者の手掌で把握してみた時の質感(厚ぼったさ、関節の緩みなど)が大事でその最初の印象で決まります。先ずは距腿関節の動きとして底屈・背屈の動きの緩さ・硬さを感じ取ります。健側と比べておかしければその機能を行う(収縮するのか伸展するのか)筋肉に注目します。背屈制限(底屈変位)がある場合、がんばって背屈させようとして頑張るための疲労が前脛骨筋にあらわれている場合と、底屈制限(背屈変位)があるために頑張って底屈させようとして疲労が下腿三頭筋にあらわれている場合があります。面白いものでその逆の場合もあり、そんな時は底屈位固定されているから下腿三頭筋が、背屈位固定されてるから前脛骨筋が緊張しているんだなと思うようにしています。以前読んだ本に、下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)の作用で、膝関節屈曲位で足関節の底屈をする時はヒラメ筋が働いて、膝関節伸展位で足関節底屈位では腓腹筋が働くと書いてありました。面白いですよね。

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