症状が改善することによってストレスが減る

ある患者さんが「先生、前回よりもピアノを弾くのがとてもやりやすくなりましたよ 残りは右手の中指と、左手の薬指かな とにかく考えることが一つ減ったのがとてもうれしいし、ストレスが減ったわ」とおっしゃってくれました。私はとても嬉しかったですね 私のこだわりの一つに「とにかく患者さんにはやりたいことをやってもらいたい」です。もちろん症状によっては一時期練習やレッスン、お稽古をお休みか減らしてもらうことがあるかもしれません。でもそれもなるべくしたくないですね。本人の意思に委ねます。本人が減らしたり休んだ方が得策だと思えばそれで良いでしょう。でも休むことによって余計に焦ったりしたら気の毒ですよね。その患者さんのキャラクターによっても対応は違いますね。先ほどの続きですが、やはり症状を持ったまま、練習をすると(今回はピアノのレッスン)使いずらさや痛みがあるとそのことを考えながら(遠回り)弾くという行為をしますから余計に疲れるんですよね。その遠回りから解放された時の喜びがわかるから、共感できるから今回の患者さんのコメントはとても嬉しかったです。帰り際に「◯◯さん、次回までまたピアノレッスンしますよね 色々粗探ししてきてくださいね 残りの症状をリクエストしてください」そう伝えました。そうすることで症状が残っていても私にリクエスト、訴えれば良いんだと思えるはずです。少しでも心を楽にさせてあげたいですからね。

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