小さな気づき1つ、残念な失敗1つ

先ず小さいな気づきですが、やはり関節矯正(ARCT、SVOT、MAXIS)を行うときに実況中継するのはとても良いと事だと思いました。なんででしょうか・・・効果が1.5倍くらい違う気がしています。患者さんにはわかってもらえなくても効果はありますね。今日は1日そうしてやってみました。しばらく続けてみますね。本当は黙々とやる方がスマートなんですが・・・
残念な失敗は、まさに「木を見て森を見ず」とはこうゆうことなんですよね。「先生、前回治療してもらったんですけど全然良くならなかったです」久しぶりに頭にカッと血が昇りましたね。その方、数ヶ月に1度来院される感じで左側母指MP関節周りの筋膜癒着を鍼で行っていました。初診時は右側の距骨の前方変位もありそのために左加重になり頭部を左側屈しているために左側斜角筋の短縮が起きているためのものだと思っていました。その症状(右側前方距骨、左側斜角筋短縮)は数回で改善しました。しかし、職業柄左母指をよく使うのでそれからは母指MP関節周りの筋膜癒着を鍼で行っていました。しかし、そうではなかったんです。斜角筋が短縮する理由が他にもあったのです。歪みではなく習慣で。先ず斜角筋が残っていたことに気づけなかったこと、その斜角筋が歪みだけではなく習慣的な姿勢からきていたものだったことに気づけなかったこと。悔しかったですね。久しぶりに申し訳ないと悔しいきもち、恥ずかしい気持ちでした。患者さんが帰り際に「いつも治療してもらうと良くなるのに今回はおかしいなって思ったんで」って。そんなふうに言ってくれた患者さんに感謝です。

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