恐るべし介達外力

月に一回来院されている患者です。いつものようにうつ伏せになり腰部に鍼を打ったところ、いつもと違う質感を感じました。違うというか異質な感じです。背骨(椎間関節)が圧縮されたようなその保護作用のような筋膜の質感だったのです。患者さんにお聞きしたところ、2週間前に仕事中に両膝を地面に強打したらしいのです。本人は膝の打撲痛を訴えていましたが・・・私はそれよりこの腰部の異変の方が大事だということを伝えました。まさに恐るべし介達外力の威力です。膝を打ったのにその外力が腰部に。転倒した時に手首をついたのでその刺激も頚椎にきていました。腰部は大腰筋、多裂筋、頸部は斜角筋が硬化していました。いずれ関節の軸合わせも必要になると思います。

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