規則正しい睡眠と後頭下筋群

帽状腱膜と後頭下筋群が膨隆&筋膜癒着しているタイプの患者さんが数人いらっしゃいます。症状の根本原因が不良姿勢ではなくメンタルや不規則な睡眠からきていることもあります。特にこの不規則な睡眠がとてもやっかいなのです。3名の患者さんに共通しているのは、皆さん夜型人間。12時過ぎになると頭が冴えて気分がよくなるタイプです。就寝時間は2時半から3時頃、起床は10時過ぎ。この睡眠タイプの多いのが日中の倦怠感、首のだるさや重さ、気分の浮き沈みがある などなど。その3名の患者さんに頑張って11時に床に着いてみてください。眠りにつくのは12時でもいいからと伝えました。3週間経ちましたが皆さん経過は良好なんです。問診をしなくても帽状腱膜と後頭下筋群の質感が違うのです。もちろん鍼を打った時の感触も違いますし、何より患者さんの反応がかなり変わりました。以前経験した患者さんですがメンタル系を患っていまして、思い切って昼間の仕事に変えたら元気になったことがありました。やはり睡眠を取る時間帯って大事だなと思うと同時に、つくづく夜勤のお仕事や夜のお仕事をされている方って大変だなって思いました。

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