「疲れている」のと「悪くなっている」との違い

元々はX脚の方でスキーで転倒して特に右側の股関節外旋変位が現れました。去年より今年、スキーの調子も良くなっているみたいで大変喜んでいます。嬉しいことです。がしかし最近来院される時に必ず足を引きずっています。ですが実際治療してみると悪くなっていないのです。筋・筋膜、関節包内、可動域が明らかに改善しています。ですがではなぜ足を引きずっているのでしょうか。それは具合が良いからです。具合が良いことでスキーの調子が良くなり、たくさんできていることによる疲労、疲れです。ご本人も「さすがに最近疲れてます」とおっしゃっています。疲れるぐらいできるなんて幸せなことです。大事なことはそれを患者さんと術者が相互理解できていることですね。足を引きずるぐらい筋肉痛があってもそれは症状が悪化したのではないということ。「どんどんスキーやってくださいね 気をつけることは疲れたら少しだけ休んでくださいね 疲れてくると体の動きが鈍くなって怪我や転倒の元ですから せっかくここまで改善してて怪我したら勿体無いですからね」 そんな会話しました。週末また行くそうです。うれしいですね。

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