よくこの質問を受けます。もちろん患者さんにもよりますが、基本的にはどちらでも良いですよといいます。先日も月に一度のメンテナンスにいらっしやる患者さんから「先生、ぎっくり腰予防にストレッチした方がいいですか❓」 私「どちらでもいいですよ 好きにしていいですよ」と言うとほとんどの場合は苦笑いします。「例えるとストレッチはビタミン剤みたいなものですから、そのものの疾患を改善するのではなく健康維持みたいなものですよね このビタミン剤を飲まなきゃだめってあまり人から言われませんよね それと同じですよストレッチも」 なぜそのようなことを言うのかですが、そもそもストレッチって自分が何筋を痛めているか、疲労しているかがわからないとできないと思うのです。特に私のところに通院されている患者さんの多くは深部筋の疲労が圧倒的に多く、そうなるとその罹患筋をストレッチしているつもりでも拮抗筋を使ってストレッチをしているために返って痛くなったりすることも多々あります。ストレッチで改善するくらいでしたらそれほど症状はひどくないのかもしれませんよね。