色々あると思いますが、私が臨床を通して感じる「食いしばり」の原因で多いのは次の2つです。
1つ目の原因は股関節の内旋変位です。理由は股関節を内旋方向にしていることによって身体の中心軸性が消えてしまうからです。その代償性の1つは腸脛靭帯です。筋支持だけでは中心軸性は形成されません。二つ目の原因はメンタルです。症状の成り立ちの順番は様々ですが、股関節内旋位から始まることが多い印象を受けます。ではどうして中心軸性が大事で大切かと言いますと、軸がないとどうしても身体の外側筋で身体を支持するのと、自分のメンタルが落ち着かないことが多いのです。「軸」を持つって大事ですよね。軸を持つことで思いや考えに余裕が生まれるわけです。人は無意識に軸を欲しがります。そのため股関節内旋位の患者さんは2つ目の代償性「軸」を顎、食いしばりという形で補うのです。治療は先ずは股関節の変位に着目するのもいいかもしれません。
