今日来院された患者さんは「曲がり」でした。ご本人は「歪み」と思っていたみたいですが、関節のミスアライメントはありませんでしたし、何より「曲がり」の証である筋膜の歪曲がかなりありました。その原因はおそらく左目ではないかと思っています。
その方の効き目が元々左側なのですが、最近その左目が見えにくくなっていたそうです。そのために凝視する時間が増えたらしく、座位でスマホや本を読む時も左目で見ていることによって、まず左側の胸鎖乳突筋(同側側屈反対側回旋)それから斜角筋の緊張が顕著になり、その時に下半身の左加重が増して(特に左側ふくらはぎ)、その結果として上半身の右側屈が起こり右側の腰方形筋と大腰筋が短縮して軽い坐骨神経痛を発症していました。それと最近左側のふくらはぎもツルようになったそうです。一通り筋・筋膜の治療を行いました。近いうちに眼科に行って診てもらうそうです。改善してくれるといいですよね。