本日、来院された年配の患者さん。3ヶ月前から右のスネにシビレが出現して1.5ヶ月前には足首の背屈ができなくなりました。（軽度の深腓骨神経の運動障害）病院での検査結果は腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
私ができることは、先ずは何で右側なのか❓から考え、下肢MAXIS検査の結果右側の腸骨の前方回旋が疑われました。その結果、右側が長下肢になり上半身の姿勢回避の為の腰椎の右側屈により患側の椎間板障害、筋筋膜の緊張が発生したと思います。一通り通常通りに鍼治療を行い、最後にSVOTを行い終了しました。正直、自分としては思ったより手応えがなく困ったな・・・と思ってました。しかし、患者さんは私の意に反して、「来た時よりもかなり楽」と喜んでいました。確かに治療室から待合室にいく時の歩行がとても早くなりスムーズでした。お会計が終わり次回のお約束をしてお帰りになる時も終始笑顔で喜んでいただけました。その時にふと気がついたんですね 私自身の高望みを。自信 いや過信ですよね。もっと手応えがあって改善できると思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。もっと謙虚になれば喜びも楽しみも増えるって思いましたね。
改めて自分次第だなって感じました。ありがとうございました。