新しいO-Point (上腕部)♯1

最近、上腕の筋間中隔に鍼を打つことが多かった経験から新しいPointを発見できました。先週から今週にかけて上腕の筋間中隔(特に上腕二頭筋の長頭と短頭の間)に多く筋膜の癒着エリアがあることを発見しました。本日も何例か行ってみましたが自覚症状としては前腕の違和感、腱鞘炎、ばね指、手指のしびれ・疼痛に対して有効でした。探索法としてはまず仰向けの患者さんの上肢を左右同じように軽く触り、関節の位置、筋肉の走行の左右差をモニターして、最後に上腕二頭筋の長頭と短頭の間を軽く触れてみると左右差がある場合があります。癒着している場合は膨らんでいます。そのエリア(長軸方向に対して2.3センチの長さ)に鍼を打ちます。直後よりも数分するとその患者さんの自覚症状の再現痛が発生する場合が多いです。まだまだこれからですね。
引き続き研究してみます。

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