改めて難しいと感じますね ♯1

約50年来の友人がいます。その彼とは保育園から高校まで一緒でした。その後も友人関係を続けていて、彼には2人の息子さんがいまして、当然その息子さんとも遊んだこともあります。かなり昔ですが。その息子さんも大学生になり、約20年ぶりに患者さんとしてお会いしました。症状は両指の痙攣です。数年前から肘関節を90度屈曲すると第4.5指に持続的な痙攣が始まるのです。指の動きとしては屈曲と尺屈です。約半年治療を続けていますがなかなか症状改善に至っておりません。あの手この手を使い、私のこの無い頭を使って頑張っているのですが・・・如何せん思わしく無いのです。そもそも私の長年の親友の大事な息子さんの治療を引き受けるのにもかなり躊躇しました。もし残念な結果になったらどうしようって。改善して当たり前ですからね。逃げ道は一切ありません。いろんなことを考えるわけです とにかく結果が欲しい。本当色々とやりましたし、ご本人もまた痛い治療を我慢してくれるのです。それなのにです。本日いらっしゃいました。何か閃かないかなって自分に問いかけるのです。ちょっと違った切り口が浮かんだんです。もしかして初めてその患者さんと意思の疎通が図れたかもしれません。 毎回手応えはあるのですが・・・。でも今回はもしかしていいかもしれないってほんの少しだけ思っています。私にはこのような経験が必要なんです。そうすることで今までいろんな気づきをいただいたり、新しいものの発見につながったり・・・。次回は3週間後です。絶対に結果を出したいです。

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