足底筋膜と湿布

初診の患者さんでよく聞く疾患名で「足底筋膜炎」 我々からすると便利な疾患名だなと思ってしまいます。足の裏が痛い=足底筋膜炎だからです。 そんな簡単ではないんです。名前は良いとしてもなぜ患ってしまったのか、もし片方ならなぜその側だけなのかがとても重要です。というかそもそもそれが分からないで治療はできないのです。ある患者さんが「先生、足底筋膜炎って言われたんですね それで湿布を貼りたいのですが足の裏に貼れないんですよね・・・」と仰ったのです。私の中で湿布とはどこに貼るか❓痛いところ、悪いところ、腫れているところ でしょうか。確かに足底筋膜炎と言われたので痛いのは足の裏だし・・・でも原因はもしかして後脛骨筋かもしれません。そしたらふくらはぎの内側に湿布をする方が効果的かもしれません。湿布もストレッチも痛いところより悪いところに行えるといいですよね。

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