SVOT(仙腸関節振動圧迫法)の改良 ♯16

仰向けで寝れない理由の一つに腰が浮いてしまうから、腰に空間ができてしまうから膝を立てるというケースが多々あります。今回のケースもそのパターンだと思いましたが、なんとなく怪しいと感じたのです。因みに私の中のカテゴリー分けで、腰に空間ができて仰向けで寝れない=腸骨の内転=仙骨低の前傾というのがあります。今回もお話を伺いながらそのカテゴリーだと思っていたのですが、正坐や座位になった時の腰椎の前弯角度や骨盤の前傾具合がなんとなくこのカテゴリーではない気がしてきたのです。詳しく伺うと、腰が浮くのではなく右側の仙骨部分が当たって痛いとのことです。しかも硬いところで寝ないとわからないとのことでした。なるほど、これは単純に胸腰筋膜の問題ではないかと思い、治療を変更しました。直後改善して仰向けも大丈夫になりました。最近はとにかく頭の中がSVOTなのでつい何でもそっちに関連付けてしまうのが良くなかったですね。反省です。

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