腰仙関節に対する関節矯正の開発 ♯3

患者さんによって前屈が得意、後屈が得意、両方とも得意、両方とも不得意など様々です。治療の対象となるのはその方にとってのニュートラルポジションから逸脱していることを改善することです。前屈が行き過ぎていればその分後屈が行かないかもしれません。その逆もです。要するに前後屈として評価することが大事なのかもしれません。それと矯正方法ですが、仙骨を矯正すると思うのではなくあくまでも腰仙関節を矯正すると思う方がいいように感じます。術者の手のひらを仙骨に当てて、中指を腰椎五番棘突起に触れます。その形でスタートです。矯正方向は4種類です。
・腸骨内転(ベットで仰向けで寝にくい)-仙骨うなづき方向タイプは前屈が不得意のパターンが多いです。
・腸骨内転(ベットで仰向けで寝にくい)-仙骨うなづき方向タイプは後屈が不得意のパターンです。
・腸骨外転-仙骨うなづきしてない方向は前屈が得意なパターンが多いです。
・腸骨外転-仙骨うなづきしてない方向で後屈が得意なパターンです。

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