気の毒な思い込み

本日来院された70代の患者さん 主訴は下肢のだるさです。
問診の印象からこの患者さんのキャラクターが読めてきました。今までの医療機関でどのような対応をしてもらい、どう思い、どう行動してきたか・・・。もっとも多いパターンに入るかもしれません。ご自分の症状が老化現象からきていると信じて疑わない人。そのパターンの人、本当に多いです。痛みの原因を老化現象からきていると強く思っている人ほど、歩けなくなってしまうことへの恐怖を感じていることが多いです。この方もそうでした。治療の後半になり、実はあと2年ぐらいで車椅子生活になるんじゃないかって本気で悩んでいたそうです。そのような方に限って、症状はあまりひどくないことが多いのです。全てが老化現象から始まっているこのストーリー・・・。
お帰りになる時はシャッキとして喜んで頂けました。今後も責任を持って治療をさせてもらいます。

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