本日いらっしゃった新患さんです。見立てとして確実に右距骨の前外方変位がありました。しかし、患者さんは足首の捻挫した記憶はないとのこと。中学2年生で腰椎椎間板ヘルニアの手術をしているということはおそらく3〜5歳の時にこの右足首を捻挫している可能性があると思いました。しかしご本人は全く記憶なし。しかし治療最中に「足首はやってませんけど小学1年生の時に顔面を地面に打ちつけておでこを3針縫いました それって関係ありますか」
私「それってそもそも何で顔面を打ったんですか 何で転けたんですか」
患者さん「あっ自転車で転けたんですよ 母の後ろに乗っててなぜか車輪に足を入れたくなって、そしたら転けたんです」
私「あっ」
患者さん「あっ」答えが出ました。
その時に足首を捻挫したのだと思います。
人って同時に2箇所を怪我するとどうしても血が出た方や骨折、脱臼した方のことを覚えてるものですよね。でも臨床で大事になってくるのはむしろ捻挫の方なんですよね。
でも原因にたどり着けて良かったです。お互い心地よいです。