臨床において ♯1

数ヶ月前から通院されいる患者さん。今回の主訴は右側の腰・臀部痛です。初診時からこの疼痛の原因は歪みではなく、生活習慣によるものと思って接してきました。きっかけはヨガのポーズでしたが、それくらいでは腰・臀部痛は発生する可能性は低いと思います。原因は必ずあると思って、毎回下半身に対して上半身を右側に捻ってませんかというやりとりをしてましたが、ご本人は痛みを取って欲しいという思いが優先してしまい、なかなか私とのやり取りもスムーズではありませんでした。でも私としてはこの疼痛の原因は歪みではないと本当に思っていたのです。
前回の治療の時、下半身の向きに対して上半身が右回旋している姿勢を普段とっているらしいので念の為に下半身と上半身の向きを同じにしてもらうにしました。そして本日だったのですが・・・イマイチ改善していないみたいでした。ふと最近研究している論点(胸椎の右回旋・肋骨)で見直してみようと仰向けになった途端「先生、ごめんなさい私隠してました。実は一年前からバイオリンを家で始めたんです。この格好って・・・右腰に悪いですよね 先生にやめなさいって言われたくなくて隠してました」毎日数時間練習に励んでいるらしく、その格好を拝見したらまさに痛みを誘発させる形でした。患者さんが正直言ってくれたのは嬉しい事ですが、私にやめなさいって言われると思ってというのが納得いきませんでした。私はどんな患者さんでも自分のやりたいことやってもらいたいという思いで臨床を行っています。頭ごなしにやめなさいだなんて絶対に言いません。なんとなく残念でしたね 患者さんにも伝わったみたいでした。それでいいんです。
次回、どうなっているでしょうか。

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