よく出てくる「伸ばす」と言う紛らわしい言葉

よく「腕を前に伸ばしたら肩が痛くなった」とか「朝ふとんの中で伸びをしたら足をつった」とか同じく「朝ふとんの中で伸びをしたらぎっくり腰になった」とか「肩のストレッチをしたら余計に肩が痛くなった」とか・・・思うんですけど、言葉上は「伸ばす・伸び」でも痛くなっている部分の筋肉・筋膜は短縮(縮む)しています。「腕を前に伸ばしたら肩が痛くなった」は肩を前にするポーズをする時に働く(縮む)筋肉が余計に縮んで硬くなって痛みが出ている状態です。「朝ふとんの中で伸びをしたら足をつった」はつま先方向を下にすれば下腿三頭筋の短縮、踵を突き出せば前脛骨筋群の短縮です。「朝ふとんの中で伸びをしたらぎっくり腰になった」は股関節内転動作が加わるので大腰筋の短縮です。他にも有りそうですよね・・・

4件のコメント

  1. なるほど!「伸ばす」って色々ありますね!
    股関節内転動作は患者さんからしたらわからない事ですね。患者さんの伸ばすと術者の伸ばすが繋がってない事は多々ありそうです。

  2. よく患者さんからのお電話で「今朝、前屈をしたら急に腰が痛くなって・・・」ってまさに前屈すると上半身の浅部組織は伸長されますからいかにも伸ばしてしまったと思いがち。もちろんあるかもしれません いわゆる「肉離れ」に近いですね。でも殆どがそうではないわけですよね。言葉のマジックに気をつけたいですね。

  3. ものすごくわかりやすいです。私もよく、長時間の勉強だったり、同じ姿勢で長時間いた時に、少しの休憩で、体を伸ばしたりして少しリラックスしていたんですけど、もしかしたらリラックスできてると思い込んでいるだけで体は余計筋肉が収縮していたかもしれないです。
    ちゃんと腰が痛かったら腰を伸ばすストレッチ、腕が疲れていたら腕の前面を伸ばしたりするなど部分的にストレッチしようと思いました。

    1. コメントありがとうございます。そうなんですよ かなり紛らわしいです。例えば電話で「今朝、身体を伸ばしたら急に腰が痛くなっちゃったんです」ってその方にとって身体の前屈が伸ばすなのか❓それとも後屈が伸ばすなのか❓が不明ですよね。いずれにしても前屈で痛くなったら前屈の時に短縮、収縮する筋肉が疑わしいですよね。逆もそうです。頚椎でも同じようなことが言えますよね。頸部を前屈した時に頸部から肩甲間部に痛みがでる場合でも頚椎の前屈筋(例えば斜角筋とか)を疑うべきかなと思ってます。紛らわしくしている原因の一つに痛い場所と悪い場所が同じはないということでしょうか。

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