関節矯正の前処置について♯3 最終回

前回、「関節矯正の前処置について♯2」では関節矯正が必要な場合とそうではない場合を投稿させてもらいました。今回は前処置のやる場合とそうではない場合を投稿させてもらいます。関節の歪みがある場合、殆どの症例で筋・筋膜の硬さや癒着が存在しますが、それをしっかり改善してからではないと矯正はできないのか❓ ではないのです。むしろ同時進行するときも多々あります。逆にあえて前処理を行わない場合もあるのです。患者さんの自覚症状に合わせて行うことって大切だなって思ってますので。主目的は関節の歪みを改善することです。

最後にMAXISによって歪みの有無を導き出すやりかたですが下肢を利用して揺すりをかけることによってその揺れ具合の左右差が大変重要になります。捻挫を始め関節のミスアライメントが生じた場合、身体は必ず覚えています。もし仮にそれが身体に残っていなかったとしたらそれはうまく身体側がその刺激を相殺することができたのだと思います。足首の捻挫の後遺症でもその介達外力が腰部・仙骨部、寛骨部付近まで上がって来ていて、その部分のミスアライメントが生じて下肢の長さ違いが出現すると考えています。

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