組織の質感から歴史を感じこと

毎日の臨床の中で心がけていること、こだわっていることの一つに「その病態の歴史を感じる」 です。 触診でしたら極力弱く壊さないように、鍼でしたら針先を通して質感の歴史を感じる、関節包内でしたらそのざらつき感で外力の強さを感じる です。その方の肉体年齢より症状年齢(患ってから何年なのか、遺伝的なのか、外傷か、習慣かなど)がとても大切ですね。まさに治療は歴史のお勉強です。そこからお互いたくさんの気づきが得られれば症状は必ず改善していきます。

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