クラニアルセイクラル(頭蓋仙骨療法)について

患者さんで最近大切な方とのお別れがあり大変心を痛めています。そんな時に普段行っているような治療ではそれを受け止める受容器に余裕がないため、ドーゼオーバーになってしまいがちです。そんな時は、患者さんに受け入れてもらえるように積極的にこのクラニアル・セイクラルを行います。やり方は頭蓋骨に軽く手掌を起きます。強さとしてはキッチンペーパーを顔にかけたくらいの軽さです。順番に前頭骨、蝶形骨、頭頂骨、後頭骨、最後にまた前頭骨で終了。時間にして3分ぐらいです。不思議なのが術者と患者さんが同じタイミングで独特の回転を感じることと頭蓋骨を触れているのに仙骨に存在感を感じると毎回おっしゃっているのが興味深いです。そしてその夜は必ず熟睡できるそうで良かったです。少しでもそのお別れを受け入れ、元気になってくれることを願っています。

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