長下肢と足音との関係 & 椅子の上での正座の意味

大腿四頭筋の疲労している側って多くは長下肢側に多い気がします。長下肢ですと健側に比べて当然長いので、股関節&膝関節軽度屈曲位にするわけで そうすると当然大腿四頭筋の特に大腿直筋の疲労が発生します。たまたま本日2例経験したのですが、お二人ともスポーツ(テニス、バレエ)後の疲労でしたね。そもそも腸骨の前方回旋があるからの結果ですので筋・筋膜の治療の後は仕上げにSVOTです。不思議と直後に足踏みしてもらうと長下肢側の音が大きくなるのです。お1人の方が「この前気が付いたんですけど、具合が悪い側って足音が小さい気がしてるんですよね・・・」ってこの言葉から始まりました。患者さんの何気ない言葉、いつも私の気づきの原点ですね。ありがとうございます。
椅子の上の正座ネタもそうですが、月に1回来院される患者さんで本当骨盤位がぴったりになりシビレも消失してとても喜んで頂けたのですが、帰り際に「そういえば先生、椅子の上で正座しなくなったわよ」って「おっ良かったですね 確か以前仰ってましたよね」って。なるほど椅子の上で正座をする人って・・・そうゆうことなんですね。気づきは楽しいです。

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