今週(3/22〜26)を振り返って 「痛くなっても悪くなっていない」

今週も色々と気づきが多く実り多い1週間でした。ある患者さんが「先生、前回治療した翌日から痛みが強くなっちゃったんです・・・特にいつも痛い場所(右側中臀筋あたり、左大腰筋の起始部あたりから足首まで)が強く病んで座って立つ時が余計に辛くなりました」と切実な表情で訴えました。私「そうでしたか、わかりました とりあえずうつ伏せになりましょうね」私の観察ではそもそも治療室に入ってくる時からいつものような前傾姿勢ではなく後方にしっかり加重しててしっかり歩いている印象だったので、おそらくあれだろうと思っていました。案の定、うつ伏せになってもらうといつもより腰椎の前弯がかなり減少しています、臀部の形に迫力が無くなり、股関節の内転力伸展力を感じるのです。私「◯◯さん、いつもこうやって反っているカーブが今日はとてもいい感じになっていますよ 鍼を打ってみないとわかりませんからとりあえず始めましょう」やはり予想通りでした。筋肉の硬さがかなり改善されていて鍼が打ちやすいのです。「先生、いつもより鍼がスムーズですね 今日はちゃんと痛みを感じますよ いつもみたいな鈍さが少ないです」「ですね ということは❓ 良くなっているんです 前回膝の裏の外側に鍼しましたよね(最近発見した腓骨小頭のハムストO-ポイント)あの場所をやったからですよ 前回の終わる時も歩きやすいって仰ってましたよね❓ おそらくバランスが変わったので選ばれる筋肉も変わったからです」うつ伏せが終わった時点で立位になって頂き、お互いバランスが変わっていることを確認。その後は股関節前面のOーポイント(大腰筋の停止部)に鍼を打ちましたがその時も「先生、いつもより仰向けが気持ちいい、腰が浮いてないわ」と仰ってました。その後珍しく治療中寝ていました。嬉しかったですね 最後にもう一度確認して、「帰り道階段の下りを気をつけてくださいね 自分が思うより一歩が長くなっているので危ないですよ それから明日また痛くなっても心配ないです 前回は説明しなくてすみませんでしたね」良かったです。来週もまたがんばります。

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