新患さんの問診

本日お二人の新患さんがいらっしゃいました。毎回思うことですが新患さんの問診&治療はとてもとてもエネルギーを使います。以前は(昭和の時代)新患さんの問診の時によく雑誌の切り抜きなどを持参して「私の疾患ってこれだと思うですけど」ってことが頻繁にありました。最近の傾向は皆さんよくググってきてますから知識はかなり豊富です。素晴らしいことです。ですが、不安な気持ちは今も昔もそれほど変わらないように思います。とかく身体のことって知識や情報が多すぎて、どの情報が自分に当てはまっているかを考えるが非常に難解だと思っています。ある意味占いみたいな要素があるんじゃないかって思います。ネットの情報から自分の症状を当てはめてみる、そこから筋トレやストレッチをやってみる・・・そんな流れでしょうか。ネットはその方の症状を知りませんので、当たるか当たらないかはその時次第です。でも問診は全く違います。その方の歴史、その方が生きてきた証が身体に残っています。そのことが正に答えになることが多いのです。今後も五感をフル回転させて臨床に励みたいですね。

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