反省症例

改善しにくい腰痛の患者さん3例についてです。いずれも主訴は腰部というより仙骨部。腰仙部痛です。しかも3例共に自覚的に真ん中が痛いとのこと。自分では腰部筋膜の放散痛と思っていましたのでそう思って対処してきました。いやっ、してきたつもりでした。しかしその3例は全く改善せず、今回で結果を出さないとまずいと思いました。改めて考え直してみたんですね。自分が一番下部(L5-仙骨)に鍼を打っているつもりが打ててなかったことに気がついたんです。改めて仙骨から丁寧に触診を行い、エリアを確認したところやはりかなりの誤差がありました。早速、変えて鍼を打ってみたところ全然質感が違うエリアでした。(というか今まで治療してもらえなくて悪いまま、硬いままの筋・筋膜組織って感じでした) 早速258で打ちますが何本も曲がるくらいの質かで(3例とも)申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちで冷や汗が出ました。置鍼中、患者さんの反応はなかなか良かったです。決して驕り高ぶった気持ちでいたわけではありませんが・・・結果的にやってるつもりで満足していたのです。反省です。明日から見直し作業ですね。

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