仰向けでバンザイをして寝る意味の考察 ♯1

仰向けで寝れない原因のひとつに腰部が浮いてしまうことにより膝を立てないと寝れない。でも膝を立てたままだと寝付けないので横向きで寝るという患者さんが意外と多くいます。それとは別に最近4例経験したのですが、膝を立てても腰部の浮き沈みは関係なくバンザイをしない寝れないという患者さんがいます。今までは別の理由を疑っていましたが、それもSVOTの特に腸骨の外転・内転カテゴリーに注目すると瞬時に寝やすくなり、なおかつバンザイをしなくなるといケースがありました。それと腸骨が外転している場合、上半身の側屈が苦手なことが多いですね。苦手な場合は側屈ではなく上半身の傾きをしてしまうため、SVOT時に臀部が浮いてしまうのです。その場合は先ずは患者さんに側屈のやり方を覚えてもらうことが大切かと思います。その方が治療直後から身体の中心軸線上の筋肉が自然緊張してくれます。まだまだ研究中ですね。

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