以前、転倒して仙骨骨折をされた患者さんです。主訴は腰痛でしたが、当然仕上げとして仙骨の変位に注目します。数回は脚長差からの腸骨の変位を矯正していました。最近では脚長差が改善されたのですが、歩行時に片方の足が流れてしまう感覚が気になると言うのです。長さによるものではないのか・・・・。
どんなに腸骨に揃ったとしても仙骨自体の変位が残ってしまう、そのことを改善しなければと思いました。 色々研究しまして、自分らしいやり方(ズレている方向を見つけ呼吸を利用して変位を改善する)で行ってみました。それが2月の中旬でした。今回うつ伏せを見た瞬間、下肢の位置が偏っていないのです。そのことをお話しすると、患者さんもそうなんですよ、最近は歩いてても足が流れなくなりましたよ 本当不思議。
まだまだ発展途上ですが、研究の一つにしたいですね。