肩関節内旋障害について

いわゆる五十肩と言われる患者さん(肩関節拘縮は除く)がよく訴える内旋障害ですが、改善する順番として先ずは前方挙上(1軸性)、外転系、最後に旋回系で特に内旋です。この内旋障害の評価として、先ず母指が腰椎に着くことを目標にして、次にその母指が背骨を上がっていく動作 これが内旋運動になります。でもそもそも内旋障害の意味ってなんだろうと思ったのです。筋・筋膜痛の多くは短縮痛が多いと思いますが、この肩関節内旋時痛は棘上筋の伸長痛なのではと思っています。その証拠に棘上筋に鍼を打つと内旋障害が改善することが多々あります。(敢えて肩関節の内旋筋群には刺激せず)てことは肩甲上神経つながり斜角筋や小胸筋もとか。そんな時は改善する順番で本質的な病態を想像するようにしています。色々観察ですね。

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