腓骨小頭の停止部について 研究♯2

昨日に続いて腓骨小頭部(外側ハムスト停止部)への鍼、筋膜矯正の刺激がどう姿勢に変化をもたらすかですが、本日の気づきを投稿させてもらいます。
ある患者さんで久しぶりにウォーキングしたら足が遅くなっていることに気づいた というものです。とりあえずうつ伏せにて腓骨小頭部(外側ハムスト停止部)が膨隆しているのが左側でしたので、左の方が一歩が短いと言うか足を出しにくいと言うか膝裏がしっかり伸びないみたいなかんじがありますか。とお聞きすると左側がおかしいとのこと。早速、腓骨小頭部(外側ハムスト停止部)への鍼、筋膜矯正を行い直後に歩いてもらったら・・・あららっ不思議一歩が前に出過ぎるくらい一歩が長くなりお互い大笑いでした。確かに、私が先日お弟子に外側ハムストに治療してもらった後、階段を降りようとしたら落ちそうになりました💦 この現象の正体は、一歩が長かったからだったんですね。そこで自分の経験と患者さんの現象がリンクして腑に落ちました。その後は距骨のARCTとSVOTを行い、前後左右の加重が整い終了となりました。この患者さんは月に1度のメンテナンスにいらっしゃってまして、毎回「先生、今日もどこも悪くないわよ」って言ってから治療がスタートします。私からするとそのお言葉を聞く前の動作を観察しているので、洞察力を持った言葉で会話ができる この快感を味わいたくて来てくださっているみたいです。本当ありがたいですよね。もっと研究します。

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