口腔マニュピュレーション

最近いらっしゃった患者さんで約30年前に上部頚椎の捻挫しそれ以降下を向く(頚椎の屈曲)と患側の眼瞼痙攣が治らないという症例を治療しています。先ずは患側の斜角筋や肩甲挙筋の筋膜癒着を改善する治療を行ってきました。直後は眼瞼痙攣も改善していますが完全には至っておりませんでした。当然次は上部頚椎のミスアライメントを改善するための関節矯正(ARCTとMAXIS)を行いまた改善度合いが上がりましたがもう少しなんですよね。。ふと思い出したことで今から23年前にとあるセミナーで教えてもらった口腔マニュピュレーションを思い出したのです。これは術者がゴム手袋をして患者さんの口腔内の筋膜の歪みを正す筋膜リリースです。早速やってみると何と患側の上歯と上部口腔ドームの隙間に左右差があったのです。患側はかなり狭かったので筋膜リリースを行ってみました。改めて問診してみるとよく患側に口内炎ができやすいとのこと なるほど そうゆうことだったのですね。引き続き研究してみようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です