SVOTと胸椎のABTの改良型 ♯1

先ず胸椎のABTを行うのは今まで通りですが、そのお辞儀の仕方を変えました。今まではこれといったやり方を決めていませんでした。患者さんのやり易いやり方に任せていました。そうではなく腕を前に伸ばして行うお辞儀に変えました。何故かというとその方が胸椎の前上方の動きが自然に発生するのでその自然な動きを利用して早いタイミングから術者の手掌を当てて矯正することで効果が上がりました。
SVOTの方はいわゆる「後傾骨盤」というものに対しての試作ですね。後傾骨盤になる理由はあまりにも多く存在しているので、このやり方はあくまでもその患者さんの原因にフォーカスしたやり方です。股関節の変位が少ない状態で、左右差を改善した後に行います。術者は両方の母指をPSISに配置します。その状態で患者さんにお辞儀をしていただき、戻そうとするタイミングから完全に戻してさらに上半身の伸展をしている最中もその方の理想的な前傾方向をイメージしてABTを行うやり方です。今日発見したので明日から色々やってみたいですね。

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