自分のメンテナンス ♯35

昨日はお弟子のgさんに治療してもらいました。ありがとうございました。最近の課題である患者さんを楽にすることや改善することと、治すことの違いに拘りました。楽にすることと治すことは同じようで全く違います。そもそも術者の思いや気持ちが違うのです。「治す」モードになるための条件の一つとして、その患者さんの悪いエリアを治療するのは当たり前で、そらに絞り込んでその「痛みの震源地」に鍼先を当てること。的確な速度で、的確な太さで、的確な深さでです。しかもそれが生活習慣性か外傷性かも判別できなければ、その治療の仕上げ方がわからないわけです。そのあたりにこだわって昨日はgさんにやってもらいました。結果はとても良かったですね。絞り込もうとする集中力が更によい震源地の発見につながっていました。あとは患者さんにきちんと言語化することですね。もちろん、術者のキャラもありますが、決める時は決める。gさんまた来月もお願いしますね。

1件のコメント

  1. 先生、お疲れ様です!
    昨日もご指導ありがとうございました!

    痛みの震源地とはそれなりの広さがある曖昧なエリアでは無く、鍼一本分の中心の中の中心なので、そこを意識すればするほど精度が上がると感じました。
    これからは普段から有言実行で震源地に当てる前に宣言します。
    それを想像するだけでなんだか楽しいですね。

    大腿部の内側のポイントはまた新たな発見でした。
    これまであのエリアは薄い質感のイメージでしたが、あの質感があるとは… あのエリアはまた違う世界が広がりそうですね。
    あの部分に鍼を打ってみたい患者さんが数名いるので、それも非常に楽しみです。

    治療後の治療談義も楽しかったですね!
    毎回いつまでも話題が尽きませんね。
    ご馳走様でした!

    また来月も宜しくお願いします!

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