SVOT(仙腸関節振動圧迫法)の改良 ♯1

実は先週来院された新患さんですが下肢のMAXIS陽性にも関わらず短下肢という症例がありました。(左右ともに膝関節の屈曲変位、距骨の前方変位は無し)
そして本日来院された新患さんも同じでした。うーん、まずいです。立て続けに2例もです。
今まで下肢のMAXIS陽性にも関わらず短下肢だった場合は幼少期のギプス固定によるものや構造的短下肢によるものでした。今回はそのどちらも当てはまらないのです。
臨床においてピンチはチャンス、そして失敗を重ねることで見えてくるものなのです。まさに今回がそれだったみたいですね。とてもエネルギーを使いました。新患さんには正直に言いました。その方は痛みの治療ではなく歪みを治しにきています。「先ほどよりは改善していますが、思ったような結果が出せなくてすいません。次回は必ずもっと結果を出しますのでもしお時間あるようでしたら再度いらっしゃってください」と。その患者さんは快く次回のお約束をしてくれました。
お昼からいろいろ考え空想していましたら、ふと浮かんだんです。そうか‼️
仙腸関節の動きの軸性をもっと理解してそれを実践するべきだったと。早速その後は午後から夜までに3例やっていますが変化が出ているんです。まだ途中なので詳細はまた今度にします。
上方・下方回旋、外転・内転、インフレア・アウトフレア これらのコンビで脚長差が発生します。つづく・・・

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