「痛いところ」と「悪いところ」

昨日に続いて私が臨床を行う上で拘っていることです。患者さんは必ずと言っていいほど痛くなったきっかけを話してくれます。昨日の「きっかけ」と「原因」で書いた通りです。なおかつ押して痛い場所硬いところ、ゴリゴリしてるとこを痛みの原因だと思って訴えてきます。間違えではないですよ でも我々はプロなので痛みを出している原因の場所=「悪いとこ」を探し当てるのがお仕事、責務なんです。(実はその場所は離れています)もちろん押して硬い・痛いところも間違えではないです でもそこだけではまた簡単に症状が戻ってしまうのです。治療行為というのは術者が本心からここが悪いと思えたところにしか治療できないものなんですよね。ましてや鍼を打つ行為は強い信念がないとお互い怖くて打てません。これからも自分を信じていきたいです。それが患者さんを信じることにつながりますから。

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