肩関節内旋障害(筋・筋膜障害として)と前腕の回内動作前腕骨間膜変位との関係

肩関節の内旋障害になっている人の多くは筋的には棘上筋や棘下筋、小円筋の短縮が原因で伸長できない状態になって内旋できないでいます。無理に内旋動作を繰り返すと大円筋や肩甲下筋が過剰短縮を起こして2次的な痛みになることもしばしばです。肩関節の内旋障害と併発している状態として前腕の骨間膜の歪みが考えられます。とくに前腕の回内障害(回外変位)があると結果的に肩関節の内旋障害を引き出します。最近たまたま2例経験させてもらいましたが、2例とも手首の捻挫の後遺症から前腕の回内障害と肩関節の内旋障害併発でした。治療は胸郭出口付近とロテーターカフのNSP、前腕の骨間膜のMAXIS 2です。また研究してみます。

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